【保存版】まだ保険に無駄金を使いますか? ガン保険編

f:id:hhideaki:20181004001730j:plain

ガン保険




続けて見て頂いていてありがとうございます。

それではガン保険編です。

皆さんはガン保険についてどうお考えでしょうか?

  • 医療保険に加入していればいらないかな。
  • 余裕があれば加入しようかな。
  • 絶対に必要な保険だと思う。
  • 払えないから加入は無理。

など他の保険同様、様々なお考えをお持ちだと思います。
どうしても医療保険と比べて見てしまう項目になりますよね。
医療保険編で、医療保険は絶対に必要だと私もお伝えしました。
(内容は医療保険編を確認して下さい。)

少し矛盾した様なお話しをしますと、保険業界の一部では現在の医療状況を考えると

『今は、医療保険よりガン保険が必要だ!!』

と言う方もいらっしゃます。

『ある程度の疾病に対しては入院も短期化しているし、高額療養費や公的な保険でカバーを考えればいいが、ガンは費用が高いし長期の治療費の負担が必要になる場合もあるから』

と言う根拠の元にそんな意見を聞く事があります。

どう考えるべきなのでしょうか?
正直、私もお伝えするのに迷ってしまうくらいですが、ここでしっかりとお伝えする為にもガン保険医療保険の違いから確認してください。


ガン保険医療保険の違い

ネット検索しますと様々な観点から違いの解説がされていますが、一番解りやすい違いを、お伝えします。

保証範囲の違い

この違いが一番解りやすいとおもいます。

医療保険

三大疾病、五台疾病、骨折(入院を伴う)
異常分娩、ガン など

ガン保険

がんのみ(がん種類)


f:id:hhideaki:20181005150600j:plain
医療保険がん保険の範囲

医療保険の範囲とガン保険の範囲ではこれだけ違うのです。

別な言い方をしますとそれだけガン保険は、ガンに特化した内容になっていると言う事になりますね。

間違いやすい先進医療の考え方

また補償内容の点でみて間違いやすい項目の違いが先進医療特約です。

医療保険に付帯した場合

様々な保険適応外治療に対応。ガン治療にも対応します。

ガン保険に付帯した場合

ガン治療に限定した保険適応外治療に対応。

こんな違いもあります。

その他、入院に日額の支払い限度日数がガン保険は無制限が多い事やガン保険には一時金として100万円(設定金額)を受け取れるなど違いはありますが、
この補償範囲の違いや先進医療特約の違いはなかでも大きく違う点だと思います。

そしてもう一点、始期日の違いも大きいですね。
医療保険は申し込み、告知審査などが済み保険会社が引き受けをすれば直ぐに保険としての効力が発動しますが、
ガン保険は保険会社が引き受けをしてから効力が発動するのは90日(3ヶ月後)からになります。

これは、簡単に説明すると既にガンの自覚症状がある方が急いで加入して給付金を受け取ると言う不正を防ぐためにの
90日と言う免責期間が設定されています。

ガンに関わらず医療保険も告知や健診を受けてからの加入になりますし、

給付金請求の際は診断書が必要になり診断書には過去の治療歴も記載されていたりします。

その場合引き受け以前からの疾病に関しては免責として支払はられませんので同じなのです。

ガン保険は加入していない方も多く診断や診察を受ける前に加入してしまえばわからないですし、他の疾病とは関連性が無くガンと診断されれれば給付が受けらると言うシステムになっている事で繰り返しですが、不正を防ぐためにこの様な対応がとられています。



少し話を戻します。
この様な補償範囲の違いを踏まえて検討すると、私はガン保険だけではやはり心配だと考えます。

まず充分な医療保険を備え、次の項目としてガン保険を検討すべきだと考えます。

なぜなら、確かにガンに羅患しまった場合治療は長期化する可能性もありますし、治療費が高額になるケースが多くみられますが、一生涯と考えるとガン以外の病気やケガをするリスクも決して少なくないからです。

両方加入出来れば一番良いと思いますが難しい場合は、医療保険の特約でガンの項目を追加して備える事も一つの方法だと思います。

但しやはり補償として考えると特約なのでガン保険とは違う場合もあります。

皆さんはどう考えますか?

ガン保険の考え方

ガン保険医療保険の違いなどからみてきました。
それでは加入をするならどんな考え方で加入をしたら良いのか、また特約として備えるならどんな項目が良いのかを一緒にお伝えしていきます。
医療保険に付帯する特約としても参考にしてみて下さい。

診断一時金の設定

多くのガン保険はガンと診断された場合診断一時金として設定した金額が給付されます。ガン治療のメインになる補償ですね。

ガン患者様に対して治療費の調査を行った所多くの方100万円以内と言う回答だった様です。
高額療養費の適応などもうけますと、最低でも50万円は必要になると言う回答も多かった様です。
一時金として受け取る事が出来ますので治療費以外もカバー出来ると考えて50~100万円の設定が妥当かと思います。

入院日額の設定

入院日額は診断一時金の設定により決定される内容の商品が多いと思います。
診断一時金 50万円なら日額5,000円
100万円なら日額10,000円
と言うような設定になってきます。
(各社違いがあります。)

ガンで入院した時に1日あたりの給付金額ですね。
充分に備えるなら日額10,000円
少しは備えておきたいなら日額5,000円

この位ではないでしょうか。
ちなみに医療保険に加入していれば、医療保険からも入院日額の支給がされます。
医療保険入院日額6,000円加入中
さらにガン保険入院日額10,000円

医療保険から6,000+ガン保険から10,000円支給
合計 1日16,000円

の支給が保険会社からあると言う事になります。

特約の設定

先進医療特約
この特約は前にもお伝えした様にがん先進医療はガン治療にたいして効果がありますので医療保険の加入無しの方は着けた方が安心です。
一方で医療保険の加入がありそちらにつけて有るならガン保険の方は必要が無いですね。
どちらに付けても数百円の保険料ですので付けておくと安心ですね。

抗がん剤特約

この特約は非常に大切だと私は自身のお客様に必ずお伝えしています。
抗がん剤費用に対して月々10万円もしくは5万円まで保険から給付される特約です。(各社多少の違い有り)

私のお客様でガンに羅患された方のお話しをお聞きしたりガンのセミナーなどの話を聞きますとガン治療で一番の負担は
抗がん剤の料金だと皆さん言ってらっしゃいました。

ガン保険に加入が無かった方は治療を辞めようか悩んだ事もあったとお話し頂きました。
中には月に10万円でも足りないと言っていた方もいましたが、その方も足りないが、無かったら治療を続けていられたか解らないとも言っていました。

一方で、この特約のお陰で治療費を気にせず治療に専念する事が出来たとお話し頂いた方もいらっしゃいました。

ガン保険に加入するなら必ず必要な特約だと思います。

その他各社様々な内容や特約などがあると思いますが以上の点を押さえて頂けたら最低限のカバーが出来るガン保険のプランが作れると思います。
また各社違いのある項目として

上皮内ガンと言うガンがあります。
簡単に言いますと、ホクロの仲間の様なガンと良く言われますが、
人間の皮膚の上の方にある上皮内膜にできるガンです。比較的転移の心配も少ないとも言われています。
手術も短時間で、ガンの部分を切除するだけとききました。すくってしまうような感じだともききますね。
半日程度で終了する場合もある様です。
この上皮内ガンの扱いは各社違いが大きくなります。

この種類に対しては、保険期間中一度限りしか一時金が支給されないとか
支給金額が一時金として10万円とか
特約として付帯する商品など各社
様々な内容になっていますので良く確認してどの保険会社の商品があなた自身の考え方にあっているのか検討して下さい。
しかし、どうせ備えるなら数回の支給は無くとも設定した診断一時金(一回のみ支給)はほしいと思ってしまいますね。

以上がガン保険を考える上で最低限必要な補償になるかと思います。
その他通院費用なども支払われる特約など様々ありますが心配になると
保険は切りがなく全て付けてしまう事になりますので、そこは意思をしっかり持って決断し省いてください。


また、今後も皆様に身近な保険種類や内容または考え方を書いて行こうと思っていますが、もし皆様の中で

『保険のここが知りたい』

『この部分を詳しく知りたい』

など有りましたらコメントに入れて下さい。

この保険会社のこの商品など限定した質問は難しいかと思いますが出来るだけお力になれる様にしますのでお気軽にコメントしてみてください。

ある程度まとまりましたら更新していくつもりです。

またどんな感想でもいいのでコメント頂けたら今後の活動の糧になります。こちらもお気軽にコメント頂けたらと思います。

宜しくお願い致します。