【保存版】まだ保険に無駄金を使いますか? 補償額設定編 その2
続けて見て頂きありがとうございます。
補償額設定編 その2 になります。
続きの内容ですので、一つ前の補償額設定編を見て頂くと話しの流れが掴めると思います。
それでは続けます。
前回、必要補償額の設定の考え方をお伝えしました。
皆さんの補償額はどの位必要でしたか?
例えで(子供一人、大学のみ私立コース)で計算し、立て直しまでの期間を
5年とした場合の必要補償額は
3100万円とでました。
その補償額を生命保険編でお伝えした通り定期保険で備えましょう。
ともお伝えしてきました。
保険料金にすると40代男性で定期ですから補償満期を仮に70歳までの30年と設定します。
そうしますと、
月々約19,000円位になります。(当代理店扱い商品)
しかし、まだまだ保険料高いですよね。
そこで、定期保険の中でも様々あるなかでどんな定期保険を選んだら良いのかと
補償期間の設定はどの位の期間が良いのかをお伝えして行きます。
(先程の例などは仮の設定として30年間補償するとしていました。)
まず商品ですが、先にお伝えしておきます。
ここからのお話しは当代理店の扱い商品の内容が大きく反映されていますので本当に参考までになってしまうかもしれませんが、ご了承下さい。
一つに定期保険と言いましたが、定期保険にも様々な商品があります。
一般の方が検討する商品の代表として
定期保険
99歳定期保険
家計補償定期保険
この3商品になってくると思います。
概要としては、
定期保険
◯◯歳~◯◯歳迄の期間を設定した補償額で補償する商品。
とてもシンプルな商品です。
補償する年齢の設定次第ではある意味終身保険の変わりになるとも言えてしまいますね。
99歳定期保険
◯◯歳~99歳までの期間を、設定した補償額で補償する商品で解約返戻金(解約した場合に戻ってくるお金)がありますが一方で、
設定されている年齢を選ぶとその年齢迄は解約返戻金の割合が低く
設定した年齢を越えると解約返戻金の割合が高くなって行き、ピークを過ぎますと99歳に向かうに連れ解約返戻金の割合がまた低くなって行くと言う商品です。
補償額は99歳まで同じですが、解約返戻金はイメージとして、🗻山の絵の様になります。ピークまで上昇しピークに達したら下降して行く感じですね。
矛盾してしまいますが、
解約返戻金を目的としたイメージが強いので補償を考えるとオススメ度は低い商品になりますね。
法人の方の退職金準備などによく使われる商品です。
一方で解約返戻金を考えなければ99歳までの補償ですからある意味こちらも終身保険の変わりになるとも言えますね。
しかし、こちらは定期保険と言っても、保険料が高いので余りオススメできません。
家計補償定期保険
こちらは現在多くの保険会社が力を入れている商品と言っても良いかもしれませんし私もオススメします。
家計補償と言う様に家計を守るために、
毎月々設定した金額が、設定した年齢まで補償される商品です。
月々◯◯万円と設定した補償額が毎月々給料の様に受け取るシステムになっています。
毎月々給付されるので、以後の生活リズムも作りやすくなりますね。
生命保険の殆んどの商品が一回で受け取る方法になっています。受け取った経験がある方の中には、
一度に多額の金額を受け取ってしまうので、受け取った後の使い方が難しいと言う意見もある様です。
また、一度で受け取った事により生活水準が上がってしまい使いきってしまった後の生活が厳しくなってしまったとのお話しもネットやブログなどでも目にした事があります。
私の場合も、母が管理していましたがかなり計画的に使っていたと言っていました。
確かにお金は使い出すと幾らあっても直ぐになくなってしまいますよね。
月々の給付は今迄の生活リズムを崩さずに立て直しが出きるので非常に助かりますよね。
戻しまして例です。
例
40歳男性 補償額 月々20万円
補償期間 30年(70歳迄)
とした場合保険料は
月々 約 13,000円 位になりますね。
補償額としては
加入直後(40歳)になくなった場合
補償期間は30年で360ヶ月
月々20万円 × 360ヶ月 = 総額 7200万円
となります。かなりの補償額ですね。
一方でこの商品の特長でもありますが、補償額が年数がたつに連れて減っていきます。最低限の補償額はのこりますが。
要するに、加入後10年経ったとしますと何事も無く過ぎていった10年分は既に補償が要らないので、その分の補償額は削ってしまう形になります。
加入後10年の場合、先程加入直後の補償額は7200万円と出ましたが加入後10年経ちましたので
残りの補償期間は20年で240ヶ月になりますから
月々20万円 × 240ヶ月 = 総額4800万円
と言う様に補償額が減って行くシステムになっています。
この例ですと、
65歳まで、減少して行き65歳以降は最低補償額の総額約1200万円の補償額が70歳満了まで続いていきます。
最低補償額は受け取り総額で1200万円です。
それじゃ補償の意味ないじゃない?
と思われますが、前に書いたお子様の教育費で考えてみて下さい。
加入当時お子様が幼稚園に通っていたとします。年月が過ぎ小学校も卒業、来春から中学生だと仮定しますと、
既に終わってしまった期間つまり小学校卒業までの補償金額はいらなくなるのです。
必要な補償は残された期間、中学校~大学までかあれば充分となります。
その過ぎ去った期間の補償額を削って行く事で全体的な保険料を押さえている商品になります。
普通の定期保険より6,000円位安くなりさらにはスタート時の補償額は倍以上になりました。
これだけの補償額があれば、充分だと言えますし少し多い位ではないかと思います。
その場合は月々の設定を10万円にするなど変更していけば今回の例よりも更に
無駄金を払わずに済む事ができます。
また特約として、特定疾病になってしまった歳にそれ以降の保険料が免除になる特約を選ぶ事もでき、保険料は変わりますが
それでも月々約16,000円くらいですので
やはり普通の定期保険より無駄を省ける事になります。
さらにこの商品の特長として
五疾病になってしまった時の特約をつける事ができます。
この特約は五疾病になってしまったらその時点から設定した補償額が給付されると言うものです。
主契約同様、月々の給付金を設定します。
月々を主契約の半分と設定したとすると10万円になりますから五疾病になってしまった場合は、この10万円が月々受け取って行けると言う事になります。
例
40歳で加入その後55歳でガンになり65歳で亡くなった場合(補償期間は70歳迄)
まず、55歳でガンになった段階で
- 以降の保険料支払いが免除
- 五疾病の特約スタート!65歳迄毎月。(月々10万円給付金受け取り)
- 亡くなった65歳以降は満期の70歳迄、毎月々 家計補償の部分20万円の受け取りスタート。
この様に、生前から補償を受け取り更に死亡後も満期までしっかりと給付金を受け取る事ができます。
しかし、この特約をついかすると保険料はさらに上がり今回の例に追加しますと
月々10万円の設定で+5,000円位になってしまい。
普通定期保険より保険料が上がってしまいますが、生前から支給される事を考えますと非常に安心出来る商品と言えます。
例であげた様に死亡給付金の設定を少し考慮しこの特約を付けるのが良いかもしれませんね。
また最近では、ガンになってしまっても仕事に復帰されている方が非常に多いです。
しかし、以前の様な労働時間や労働形態でない方も多く収入が減ってしまうのが現実な様です。
そんな時も生前給付金(特約部分)が今回の例の様に
月々10万円給付されれば、減少した収入の部分をカバーする事が出来ます。
安心して治療を続けながら無理なく仕事も続けて行く事ができます。
最近では企業も積極的に雇用を維持出来る様に取組をされています。まだまだ大きな企業だとも言えますが将来的には多くの中小零細企業もそうなっていくと思いますし願います。
ガンなどの疾病になられてしまった方のお話しを聞きますと以前の様にとは行かずも、
仕事を続けられる事で病気の事を忘れられる時間が作れ自分がガン患者である事を忘れてしまう位だともお聞きします。
また健康な時には味わえなかった働ける喜びや、何事も変化のない日々の幸せが感じられるともお聞きしました。
少し戻しまして
まだこの商品には特長があります。
先程から給付金が月々受け取れるとお話ししてきましたし月々給付の利便性もお伝えしてきましたが、
一方で、一回で受け取ると言う選択肢や一部を一回で受け取り残りの補償額を月々の給付にすると言う事も可能なのです。
これも助かりますね。
亡くなれて直ぐは正直何かとお金が掛かる事も多くあります。
葬祭費や様々な整理の為に費用が掛かります。その際には先程お伝えした様に
受け取り総額の一部をまとめて受け取り残りの部分は月々の給付にすれば解決です。
注意点は総額の一部をまとめて受け取り残りの補償額を月々にする事で、契約時に設定した月々の給付金より減る事になります。
この様な補償内容で受け取り方法も選択肢があるなら非常に力強い備えになります。
この保険のデメリットとしては、補償期間が特約など付けますと75歳までしかも掛け捨てタイプになります。
しかし補償額が大きく必要な期間に充分な備えと考えますとメリットが大きくなると個人的には思います。
75歳以降は、死亡補償としても自身の葬祭費などがあれば充分と言えますから、
退職金などで100~300万円ほど貯えておけば充分な補償になります。しかし退職金もそこまでは無いと言う方もいらっしゃると思いますが、またその辺りのお話しは次に書きます。
是非皆さんの生命保険を検討する仲間にいれてみて下さい。
今回も、もう一つのテーマ補償期間についてお伝えしようと思いましたが、
かなり長く正直なかなか伝わりづらい商品内容になってしまいましたので続きは
その3としてお伝えします。
引き続き見て頂く事で無駄を省くお力になれると思いますので、
宜しくお願い致します。