【保存版】まだ保険に無駄金を使いますか? 補償額設定 編 その1

引き続き見て頂きありがとうございます。

これまで、
保険は必要だ。
生命保険
医療保険
ガン保険

と書いてきましたが、ここで生命保険に戻り補償額の設定を書いて行きたいとおもいます。

無駄なく設定するならこう考えろ


皆さんの多くがこの点で悩まれるのでは無いかと思います。

どれだけ補償額を設定すればいいのか非常に大切な所ですね。

毎月の保険料で決めるな!


補償額を決める際にはまず、本当に必要な補償額を計算してから決めて下さい。

まず考えるのは生活費、教育費などの大きく補償額が必要な部分ですね。
この二つを考えるのは『人生設計』を考える様な感じですね。

現在の生活から万が一大黒柱に何かあったら月々にどの位のお金があれば残された家族は生活出来るのか?
また、子供の年齢を考えるのと共にどんな教育環境で進んで行くのかまた行かせてあげたいのかを考えます。


まず生活費ですがに詳細に考えてみましょう。

  • 食費
  • 水道光熱費
  • 通信費
  • ローン(住宅ローン以外)
  • 家賃(駐車場含む)
  • 管理費や修繕費 
  • 保険料
  • 雑費 など。

大きな項目としてはこの位でしょうか。
この様な項目を金額に直して見ます。


29歳~70歳の世帯で年間必要経費の平均を見ますと 約 300~350 万円と言う数字が出ています。
また必要な期間(年数)はどの位かと言いますと平均で 17年分 必要と言う調査結果が有ります。(ご自身の年齢により増減は有ります)


年間経費に関して考えますとそれぞれの家庭で違いは有りますのでもっと必要な方もいるかと思いますが、

単純に計算するならこうなります


現在の必要最低月額 × 12ケ月 × 17年分 = あなたの最低必要補償年額   となります。

皆さんのご家庭の必要補償額はいくらになりましたか?

必要年数

次に必要年数の考え方ですが、先程は世代間の平均年数を17年分とお話ししましたが、こう考えてみてください。

若い世なら50歳位までの年数また中年から高齢の方は85歳までの年数として考えて良いと思います。

なぜ50歳?

生命保険などの検討が有る程度自由に設定できる年齢は50歳くらいまでです。

それ以降はある程度の制限が有ったり保険料自体高額になったり、または体況にも様々な変化が起きて加入出来ないというリスクも多くなってくる年齢だと言えます。

その為まず若くから備えて置ける項目については別ですが、大きな補償はまず50歳迄を考えて設定してみてはどうでしょうか。

そして50歳位なった段階で老後を含め再検討する時期にします。

ここで注意する事は

  • 保険料がUPしてしまう。(年齢が上がる為)
  • 体況的に加入が出来ない場合がある。

この事は事前に皆様自身が了承の上検討して下さい。


矛盾してしまいますが、本当は余り更新などは無い方が良いと考えます。
保険料金や健康状態で見直し出来なかったり、
保険料が高すぎて検討も出来なくなる事を考えるとリスクもかなりありますからね。


少し高くなっても早い段階で(年齢が若いうちに)一生涯のプランを作れる保険項目は備えてしまった方が良いかと思いますが、余り先までは考えられない場合は今書いている事を参考にしてみて下さい。

それでは続いて、

なぜ85歳?

中高年の方は今後の老後についてや相続についても考えていく中で、平均寿命や平均余命を考えて85歳までの事を考えて必要額などを決めて行くと考えやすいと思います。




必要補償額

それでは先程の例世代別平均の数字で見ていきますと

 年間経費 300万円 × 平均必要年数 17年  = 5100万円 となります。
 

平均で計算すると必要補償額は5100万円必要となります。

皆さんいかがですか?金額や年数はそれぞれ違うと思います。しかし平均的な見方をしますとこうなります。結構必要になりますよね。
しかしまだ安心ではありません

この金額とは別に教育資金が掛ってきます。

教育資金を考えます。(一人として)

こちらも様々なケースは有りますが代表のケースで見てみましょう。(小学校から)

  • 小、中、高、大  オール公立コース      約1.100万円
  • 小、中、高、 公立 大 私立 コース  約1.300万円
  • 小、中、 公立 高、大 私立 コース  約1.500万円
  • 小、中、高、大  オール私立 コース      約2.500万円


この位の教育費が掛るそうです。
結構払いますよね!しかもこの数字、子供一人分です。兄弟姉妹がいらっしゃれば倍、倍と増えて行きます。

親と言うのは大変ですね。私もまだまだ大変そうです。どんなに賢い子供でも1.000万円も教育資金が必要だと考えると…


戻りまして、先に計算した補償額に教育資金(人数分)を足したものが大まかな補償額の目安になってくるでしょう。
あなたのご家庭はどの位必要でしたか?


ここで幾つか質問です。現在加入されている生命保険の補償額ですが、どなたが設定されたものですか?

  • 自分自身で決めた。
  • 家族(夫婦)できめた。
  • 営業の方とプランニング(打ち合わせ)して決めた。
  • 生保レディー・営業の方のオススメ
  • ショップでのシュミレーション

皆さんどんな方法でしたか?
良い悪いの話では無くまた補償額が足りている足りていないに関係なく自分自身の家族を守る保険です。


少なくとも必ずあなた自身も関わって下さい。
大体、男性の方は面倒だし解らないから決めておいていいよ。となります。
その様な感じでしたら、私のブログをよんでもらって下さい。

もしくは、
『無駄を省けたらあなたのお小塚いが増えるかもしれないのになぁー』
と伝えてみて下さい。結構本気で取り組んでくれるかも?

実際には省けてもなかなかお小塚いにはまわらないのが現実でしょうが、家族を守る大切な内容ですので一緒に考える事が重要です。

先程挙げたようにあれだけの補償額が必要になるのですから、解らないからオススメでいいなんて決め方では大切な人は守れません!


でまた戻りますが、

あれだけの補償額を保険だけでカバーしていくのは多くの方が難しいかと思います。

実際には、遺族年金などの様々な公的給付金もありますし
住宅ローンなどは、団体信用保険などに加入していれば、大黒柱に万が一があった場合は残ローンの支払いが無くなります。
現に私の場合がそうでした。父が亡くなり家のローンは無くなりました。
そうなると家のローン費用は考える必要はなくなります。


借家の方は別でその後も家賃支払いは発生しますので、その部分は必要になります。

マンションの方なども修繕費や管理費また駐車場代もその後も発生しますので、その部分は必要になりますね。


一方で教育費は別でお子様がいらっしゃれば必要になりますね。
後はどんなコースで行くかですが、ある程度お子さんの年齢が大きくなっていれば将来の見通しも本人でも立てられる場合もありますが
幼稚園や小学生、中学の1,2年生くらいですとまだまだ未確定な部分が大きいかと思います。
そうなるとある程度の備えをしておいてあげたいと思うのが親心ですよね。


頭が痛くなりますー!


保険の為にどれだけ払うんだー!
小塚い増やしてくれー!
そんな補償額高くて加入ができないわよー!
本当に必要なのー!


私もそう思います。
皆さんからもそんな声が聞こえてきそうです。


しかし、続けます!

長くなりましたが考え方です。

教育費を十分な備えで考える。次に生活費を考える。

例えばこうなります 。

教育費は先程の様に不透明な部分があるので最低限を考え大学のみ私立で設定
(既にコースが決まっていればそれが最低限になります。)
しかし、現在のお子様の学年により既に終了している教育費部分はいらなくなります。


現在、高校生なら中学校までの教育費は既に終わっているのでいりません。
残りの高校生部分と大学のみの教育費が必要なだけです。


生活費の部分は、失礼な言い方をしますが家族が一人減りますので現在よりも減りますよね。


また奥様が、現在仕事をされていなければパートやバイトに出ると言う事も考えられます。
基本的に現状の大黒柱の収入に設定してもいいと思います。


その様に考えて行くと前に挙げた必要補償額が少し減っていく事になります。


そうすると、
教育費はまだこれから全てかかると設定して(大学のみ私立コース)
生活費は一人減った事を考慮して考えるとしても様々ですから平均の30万円と考えて。


教育費 大学のみ私立 1,300万円
生活費 月々30万円×12ヶ月×17年分
で6120万円と言う事になります。

ざっと計算してもこの位の補償額です。
必要補償額より高くなってしまいます。


皆さんそれぞれ補償額がでましたら
まずこの補償額をカバー出来る生命保険を選び見積りしてみてください。

どの生命保険種類を選ぶのかは、私のブログ生命保険編をみて下さい。

見て頂いた方は、私がオススメするのが
何保険かもうおわかりですね。


覚えていますか?あれです!


そうです。定期保険です。


この保険種類で見積りしてみて下さい。
定期保険のメリットはなんでした?


今は、ネットで見積りはできます。試しにどこの保険会社でも良いので試算してみて下さい。

どの位になりますかね?


ちなみに私が扱っている保険会社で見積りしますと、
40代男性で30年間補償したと仮定しますと保険料月々約36,000円位になります。

正直なかなか高いですね。
しかしこれが現実です。


そしてここからです、このまま備えられるなら良いかと思いますがなかなか難しいかと思います。

それでは更にここからどの位を保険で備えるかを考えます。

教育費は残したいですね。生活費は本来17年~20年分必要になると言いましたが、全て保険でカバーだと保険料金が高すぎるならば、
生活が落ち着くまでを5年掛かると想定して生活費は最低限5年分とします。(皆さんごとに設定してみて下さい。)


教育費 1,300万円
生活費年額 360万円×5年=1,800万円

トータル 3,100万円 となります。

この考え方で、約半分になりました。
(お子様は一人の計算です。)


当然、保険料金も半分になるでしょう。

ここで検討は終わりです。大黒柱の保証ですから最低限この位は必要ではないでしょうか?


しかし、まだ高いと思いますよね!

お子様が一人なら良いですが、二人やそれ以上ならまだまだ補償額はあがりますし保険料金も高くなってしまいますよね。

まだあります。定期保険の中でも幾つか種類があるのです!
また設定年齢(加入期間の考え方)にも考え方があります。

ですが!
そのお話しを続けますとまだまだ長くなり皆さんも頭に入らなくなるとおもいますので、そちらは『補償額設定編 その2』でかきます。
もったいぶりましてすみません。

今回は、補償額の設定する為に必要な考え方をお伝えしたかったのでここで終わりにさせて下さい。
今回の流れを順を追っていただければ、あなたの家庭の必要な補償額がわかると思いますので一度算出して確認してみてください。


最初から結果的な考え方で計算すれば良いと思った方がいると思いますが、
それは違います。
結果の補償額は一緒かも知れませんが、大切なのは考え方なんです。


プロセスをしっかり把握して補償額が足りている足りていないをキチンと理解しておく事が重要なんです。

別のタイミングで見直しをする様な事があった場合に

  • なぜこの補償額にしたのか?
  • 見直すなら補償額はどうしたらいいのか?

もしくは、
事が起こった際に

  • こんなはずじゃなかった!
  • 騙された!
  • そんな話し聞いてない!


こんな風にならない為にも必要なプロセスなんです。
何に対しどんな補償を決定したのか、それが大切で、無駄金を使わない為にも必要になります。


保険会社は契約以上の事はいくら掛け合っても補償してくれません!

当然です。その為の契約なのですから。
また、私もそうですが代理店や担当者も補償額が足りないからと言っても助ける事もできませんし、してくれません。

だからこそ皆さん自身が最低限の知識を持ってアドバイスを頂きながら決定していかなければならないのです。

私も、プロとして皆様の家族を守れるよう皆さんからすれば面倒な事かもしれませんが日々これまでの様なお話しをしながら保険を販売しています。

保険営業は嫌われているのは承知

それは、今までの営業方法やこちら側が得する様な商品ばかりを押し付けた営業をしていたからだと思います。
しかし、全員がそんな営業ばかりではありません!


確かに私も商品を契約して頂かなければ食べる事もできません。
だからと言って無理やり契約する様な事をしていれば、
今こうして沢山のお客様の補償はお預かりしたりは出来ていないと思います。

皆様の周りにもきっと損得だけの押し売り営業でない方がいます。そんな営業担当者や代理店を探して相談してみて下さい。


最後は少し話がずれてしまいましてすみません。


ただ皆様に日々、誠実に営業し今の様な嫌われ業界のイメージを少しでも改善したいと頑張っている保険営業マンや代理店がいる事を知って頂きたかったので書かせ頂きました。

それでは続きは その2 でお願いします。