【保存版】まだ保険に無駄金を使いますか? 補償額設定編 その3

続けて見て頂きありがとうございます。

補償額設定編としては、その3になりました。

今迄に、

  • 必要補償額
  • 何保険で備えるか

をお伝えしてきました。今回は補償期間の設定の考え方です。
これまでは、統計で出ている平均的な必要年数や、ある年齢までを設定する考え方でお伝えしてきましたが、
今回は実際により現実的な考え方をお伝えします。

補償期間の考え方

まず、前提としてお子様がいるご家庭のケースで考えていきますので、ご了承下さい。
進めます。

補償が必要になるのは、守るべき家族がいるからですよね。
家族がいなければ大きな補償額は必要ありません。葬祭費などを備えておけば充分だと言えます。

それでは、家族はいつまで守ればいいのでしょうか?

少し考えてみて下さい。

いかがですか?想像できましたか?
残された家族の一生涯分は無理ですし必要ないと考えます。

本当に大きな補償額が必要で、守らなければいけない期間は
お子様が一人立ちする迄の期間です。
前にも書いた様に

  • 生活費
  • 教育費

非常にお金が掛かる時期なんですよね。

一人立ちしてしまえば、仕事をし自分自身で収入を得て生活をして行ってくれます。

そう考えて頂ければそれ以降は大きな補償額は必要なくなります。

じゃあ一人立ちって何歳で、それこそ何歳までなの?となりますよね。

お一人お一人違うと思いますが、この様なライフプランを立てる際には一般的な考え方で見ていきます。

まず、現在のお子様の年齢が何歳であったとしても
大学まで進んだと仮定します。
スムーズに卒業したとすると22歳。
卒業し、就職したとして会社にも慣れ仕事にも慣れて社会人として、何とか落ち着く期間を3年間と想定しますと

22歳 + 3年間 = 25歳

となります。
色々想像してしまうとこの限りではないのはもちろんですが、それでは一生涯補償を考えるしかなくなってしまいますので、仮定として設定していきます。

こう考えると大きな補償額が必要な期間は、

現在いらっしゃる末のお子様が25歳を向かえるまでの期間と考えていけば良いと思います。

あとは皆様それぞれの環境や状況に合わせて増減して行けば良いですね。

この考え方により今迄は仮定として30年や生活の建て直しに5年とか色々なパターンで考えてきましたが、まず大きな補償額の備えが必要な期間がこれで決定しました。

末のお子様の年齢が、25歳になるまで。

となりました。そしてその後は自分自身の葬祭費の準備やセカンドライフの事を考えます。

葬祭費については、前にも書いた様に様々ですが、平均100~300万円程度を終身保険で備える。
もしくは退職金が貰え金額が把握できるのであればその中からこの費用を確保しておくのも良いと思います。
そうする事で、無駄な保険料金を払わずに済みます。

しかし、そんな方ばかりでは無いと思います。そんな方は大きな補償が必要な期間にダブらせてなるべく年齢が若いうちに加入して備えて行くと良いでしょう。

末のお子様が25歳になる頃には多分保険に加入する際に年齢の関係で少額の補償額でもそれなりの保険料金になってしまいますので、可能な限り若いうちに加入してしまった方が良いと思います。

死亡保険だけでなく、同時に医療やガン保険などもかんがえなければならないですので、やはり結構な保険料金になって行きますよね。

ちなみに平均的な月々の保険料金は1世帯あたりやく3~4万円位になってます。

皆様のご家庭の保険料金は幾らくらいですか?

矛盾しますが、この平均より安いから良いとか高いから無駄と言う見方でわなく
何を目的に何歳までどの位の補償を備えているかを把握してキチンと理解している事が、大切なのです。

これは皆様一人一人違いますので、そこを忘れないで下さい。

無駄金を使わないと言うのは、安くすれば良いとか言うとそうではありません。

キチンと理解して備えていれば、それが掛け捨てタイプの保険だとしても、
活きたお金を使っていると言う事になり
逆に理解もせず、何となく加入している保険は、戻り金があったとしても無駄金になり死金を使っていると言う事になります。

それには、今迄お伝えしてきた内容を参考に皆様自分が保険内容を決定して行く事が大切です。

次回は医療保険ガン保険の加入のしかたをお伝えしたいと思います。

補償の内容では無く加入期間や保険料金の支払い期間などについてお伝えしようと思いますので参考にしてみて下さい。